こんにちはTOMです。
・日系製造業10年を経て、現在外資系で2年ほど勤務。
・TOEC315点→現在TOEIC820点の社会人エンジニア。
・オンライン英会話Bizmatesのレッスンを2年間、500回以上受講。
『Bizmatesの教材・レッスンはどんなもの?』
『おすすめのレッスン受講方法は?』
『Bizmatesでの学習ですべきことは?』
こんな悩みを持っている方に向けて記事を書きました。
この記事を読むとわかること
Bizmatesの教材・プログラムはビジネスに特化しており、実践的
500回以上レッスンを受けている著者も実践中、初心者におすすめの受講方法
- コアプログラム+週1,2でディスカッションの組み合わせ
- 必要なシチュエーションに絞ってレッスン
- 個別のトピックを持ち込み模擬練習
スピーキング上達のコツは、予習・復習+レッスン中にいかに発言するか
具体的な予習・復習・受講方法を解説
僕は今まで2年間、Bizmatesをほぼ毎日、500回以上レッスン受講してきました。Bizmatesの教材はいろいろと試してきましたので、その経験から徹底解説していきます。
■Bizmatesの教材とは?【4つのプログラムで効果的に学習】
Bizmatesはビジネスに特化したオンライン英会話です。
Bizmatesの紹介はこちらの記事でもしています。
Bizmatesの始め方・徹底図解【レッスン500回以上の経験から初心者向け】
Bizmatesではレッスンプログラムを4つに分ていて、それぞれが異なる特徴を持っていますので、それぞれ詳しく解説していきます。
△Bizmatesの教材:4つのプログラム
(絵で紹介)
Bizmatesの4つのレッスンプログラムとは、以下の4つです。
まずはそれぞれについて解説していきます。
- Bizmates Program
- Other Programs
- Assist Lesson
- Discovery
Bizmates Program
こちらがコアプログラムと言われており、中心的な位置付けです。
Bizmatesの登録時(無料体験もしくは初回)に、レベルチェックを受け、その結果Bizmates Programの初期レベルが設定されます。
- Level(レベル):Level 0~ Level 5
- Rank(ランク):Rank A ~ Rank E
- 教材:各ランクに20個
各レベルの中にランクが存在しており、計30の段階になっています。
さらに各ランクの中には20の教材がありますので、合計で600の教材がBizmates Programの中にはあることになります。
初期に設定されたレベルからスタートすることにあり、基本的に途中をスキップすることはできません。
例えば、
初期チェックでLevel 2と判定された場合、
Level 2 Rank Aからスタートして、Level 2 Rank Eまで到達したら、
Level3 Rank Aに上がるといった形になります。
自分の好きなところを選択できないのは不便なんじゃない?
- 教材を選択する手間が省けること
- 順番にやっていくことでビジネスコミュニケーションが体系的に学べる
こういったメリットもあります。
実際、初心者が適当に選ぶより、英会話のプロが設定した順番に従った方が効果的です。
各教材の内容は、Levelによって異なりますが、以下のような構成が基本です。
- シチュエーションやトピック別で構成
- See Part: ロールプレイや例(ケーススタディの場合もある)
- Biz Tip: 表現や言い回しのアドバイス
- Try Part: ロールプレイ例、練習
- Act Part: 応用ロールプレイ、自分で英語で表現する
教材の例はこちらのページから確認もできるので、具体的なイメージができると思います。
コアとなるプログラムなので、自分でシチュエーションを選びたいなどが特別なければ、こちらを選択しておけば間違いはありません。
Other Programs
Other Programsでは、さまざまなシチュエーションに対する教材が用意されています。
一部になりますが、例えば以下のようなトピックがあります。
- はじめてのオンライン英会話
- スモールトーク
- 海外出張
- 電話会議
- Eメール
- プレゼンテーション
- 面接対策
- オンラインチャット
この教材も、Bizmates Programと同様に「Biz tip」「See」「Try」「Act」という4つの構成です。
こういう場面で特に英語を使う必要があるなというのが明確な場合、
該当するトピックでピンポイントに学ぶのはありですね。
・英語を使うビジネスシチュエーションが明確な人
・ピンポイントで場面を想定して練習したい人
●Assist Lesson
英語でプレゼンする必要があり、その練習をしたい
海外の上司と英語で面談があってデモをしたい
こういう場面で使えるのがAssist Lessonです。
個人の要望に合わせて、講師が相談に乗ってくれます。
具体的には、個人の持ち込んだ相談内容に応じて、臨機応変に以下のような対応をしてくれます。
- プレゼン練習の聴衆役になり、質問やアドバイスをくれる
- 面談のデモ・ロールプレイをしてくれる
- 講師が面接官役になって、面接の練習ができる
・プレゼン、面談、面接など、具体的な目的に対して練習したい人
・一般的な内容ではなく、個人的にアドバイスをもらいたい人
●Discovery
英語の記事を読んで、それに対してディスカッションをするレッスンです。
Discoveryで用意されている記事は
・レベル別
・カテゴリー別
で分類されています。
レベルは3段階で設定でき、
- レベル1
- レベル2-3
- レベル4-5
カテゴリについては、細かい分類になっており以下の18カテゴリから選択できます。
- Art & Design
- Health
- Culture & Society
- Language & Communication
- Entertainment
- Philosophy & Thought
- Psychology
- Science & Technology
- Education
- Business & Economy
- Family & Relationships
- History
- Literature
- Nature
- Politics & Law
- Religion & Belief
- Social issues
- Travel
Discoveryの記事は講師自身で書いたものも含まれるようで、興味を引く内容なものがとても多いです。
このプログラムの良いところは、記事の内容についてディスカッションできる点です。
ガイドになる質問は4~5個ほどありますが、それに答えつつ自分の意見を話すことができます。
英語はコミュニケーションツールなので、自分の意見を言う練習は必須ですね
・自分の意見を言う練習をしたい人
・ディスカッションによってどんどん話す練習をしたい人
Bizmates教材を他社と比較
Bizmatesと他社のビジネス英会話に関連する教材を比較しました。
Bizmates | Native Camp | DMM 英会話 | |
ビジネス 英会話教材 | Bizmates Program Other Programs | ビジネス英会話 実践!仕事の英語 スタディサプリビジネス英語コース | ビジネス 実践ビジネス英会話 |
教材数 | 1300~1400 | 950~ | 39 |
他社でもビジネス英会話教材もある程度揃えていますが、
- Bizmatesはレッスン・教材数が圧倒的に多い
- 最も細かくシチュエーション別に学ぶことができる
- メインのプログラム(Bizmates Program)で全体的・体系的に学べる
教材の点で比較すると、このようなメリットがあるため、ビジネス英会話を学びたいならBizmatesがおすすめです。
教材を使ったレッスンフローを紹介
Bizmatesでのレッスンはどのように進められるのか、一般的な流れを順番に紹介していきます。
レッスンのポイントは以下です。
- ・レッスン教材に沿いつつ、生徒に話をさせる
- ・生徒のシチュエーションで応用できるように練習
教材にいきなり入るのではなく、最初にトピックについてディスカッションします。
- トピックに関連した経験があるか
- 扱う内容についてどう感じるか
こういった観点で数分間トークをします。
教材の最初には、シチュエーションの解説や会話例があります。
ロールプレイやリーディングで状況の理解をしていきます。
そのシチュエーションで使うTipsの理解・解説になります。
まず生徒に読ませるだけではなく、生徒に話をさせます。
- 生徒がそれをどう理解しているか、生徒側から説明する
- 場合によっては、例はどういうものがあるか?
その後、講師から補足や解説がされていきます。
学んだTipsがどのように利用されるのか、ロールプレイの例などを見つつ理解していきます。
生徒の経験について質問が用意されており、答えつつディスカッションをしていきます。
- これまで同じような経験は?
- 経験がなければ、自分の会社ならどういうことが起きそうか
- どういう行動をとったか
- Tipsに習って、どういう表現をすべきか
上記のような点から、生徒の側から話をどんどん引き出していきます。
最後は応用として、生徒のシチュエーションに沿ったロールプレイです。
場面想定は、生徒自身の経験から設定します。
メインは生徒側で、Tipsで習ったことを利用してロールプレイをしていきます。
これにより、そのトピックで学んだことを具体的にはどう利用できるか、自分の場合に落とし込んで理解して使っていくことができます。
初心者におすすめのレッスン受講方法
Bizmatesではどうやってレッスンプログラムを選べばいいの?
Bizmatesには4つのプログラムがありますが、レッスン予約時に選択します。
特に初心者の方は、どういう基準でそれぞれのプログラムを選ぶべきか迷うと思います。
ここでは、これまでレッスン受講500回以上の経験からおすすめの受講方法を紹介していきます。
初心者にBizmatesをおすすめする理由についてはこちらの記事を読んでみてください。
Bizmatesを初心者におすすめする理由7選【500回以上受講した経験から徹底解説】
Bizmates おすすめ受講方法3選
基本はこれ!初心者/迷ったらコアプログラムをベースに受講
初心者で英語を使う具体的シチュエーションの予定がまだないという方には、
コアプログラムであるBizmates Programを基本にし、Discoveryを選択することがおすすめ
Bizmatesを始めると自分のレベル診断がされ、レベルに応じて、Bizmates Programのレッスン教材が決まります。基本的にはこのBizmates Programでレッスンを受けていきます。
自身のレベルに合った内容を体系的に学習できるので、自分でいろいろと選ぶよりも間違いがないので、特に初心者には向いています。
また、自分であれこれと悩み・選ぶ手間も省けるため、時間の節約にもなりますね。
週に1、2回 Discoveryでディスカッション練習
そして、ときどきDiscoveryのレッスンで、記事を読み、自分の考えを話すディスカッションの練習を入れていきます。
Bizmates Programではビジネスのシチュエーションに焦点を当てていますが、Discoveryにはいろいろなカテゴリーがあります。
このレッスンを取り入れるメリットとしては
- 自分の考えを話す練習が重点的にできる
- ビジネス以外の話題もスモールトークなどで必要なため、練習になる
- いつもと違う内容のレッスンになり、モチベーション維持になる
僕の場合、だいたい週に1回~2回程度、週末はリフレッシュのためDiscoveryレッスンを選んでいます。
Discoveryの記事は講師が書いているものもあるようで、内容も興味を引くものが多いですよ。
用途に合わせてスキル向上!ビジネスシチュエーション別に選択
英語を使いたい具体的なシチュエーションがある場合、Other Programsがおすすめです。
Other Programsは、Bizmates Programと異なり、自分でシチュエーションを選ぶことができます。
海外出張、Eメール、電話対応、オンラインチャット、ネゴシエーションなどさまざまな場面に対応しています。
それぞれの場面の中でも20ほどのレッスンが用意されていますので、その場面での対応がじっくりと身についていきます。
Other Programsをおすすめするメリットとしては
- 自分に合った場面を選べる
- 具体的な場面想定で練習できるため、すぐに自分に応用できる
僕の場合、自分が出くわすシチュエーションで、なかなか慣れていない場面を練習したいときに選択しています。
個人の事情に合わせて相談!Assist Lesson
個人の状況に合わせてデモ練習をしたい、こういう場面だけどアドバイスが欲しいといった、個人の事情に合った相談をしたい場合は、Assist Lessonがおすすめです。
個人の相談といっても何をするの?
例えば、次のような場面で特に使うことができます。
- プレゼンの準備をしているけど、聞いてもらってアドバイスが欲しい
- 面接があるんだけど、面接練習をしたい
- 特別なシチュエーションがあるんだけど、どうすれば対応すればいいか相談したい
実際に現場で初めて使うより、事前にロールプレイやデモ練習ができるため非常に効果的です。
僕の場合、トップマネジメントと面談する機会があり、準備をしていたのですが、練習としてAssist Lessonでデモ面談をしてもらったりしています。
実際に相手がいるのといないのでは全く違いますから、練習相手になってもらうのは効果が高いですね。
効率的なスピーキング上達のために実施すべきこと
スピーキングを伸ばすにあたって、中学英語レベルでもビジネスで通じるので、オンライン英会話などスピーキングの練習をまずは始めることが一番効果的です。
文法などは、分からないものが出てきた時に調べるというやり方で良いと思います。
ですが、その中でも基本的にやっておくべきことは
英単語力(ボキャブラリー)を鍛える
ことです。
簡単な単語でコミュニケーションをとることはできますし、ある程度は問題ありません。
ですが、会話の中で分からない単語が頻繁にでてくると、次のようなことが起こります。
- 聞き返したりするのが多いと会話の進みが遅い
- 意味を推察することに意識をとられると、自分の言いたいことが言えなくなる
これは、僕自身の経験でもあり、場合によっては相手が話した内容が理解しづらく、考えている間に自分の発言をするタイミングを逃してしまうなどです。
特に、1対1ならまだいいのですが、ミーティングのような場合だと、何度も聞き返すというのはしづらく、話がどんどん進んでしまいます。
英単語力は英語のすべてのスキルの基本でもあり、メリットが多いため、少しずつでも向上させていくことをおすすめします。
予習、復習の方法【効果的なスピーキング上達のために】
レッスン教材や受け方の解説をしてきましたが、スピーキングの上達にはレッスンの予習・復習・受講中が大事です。
ここでは、その具体的な方法を解説していきます。
予習方法【レッスン前の準備で効率向上】
- 事前に教材内容を読む、音読する
- 出てきた単語で分からないものを調べる
- 疑問点、ディスカッションになりそうな内容を予め推測、論点を考えておく
レッスンを受ける教材は事前に見ることができます。
事前に一通り読み、音読をしておくようにしましょう。
音読することで発音で気になる点が明らかになります。
レッスンでも音読することになるため、その練習になり、その上で講師から気になる点を指摘してもらった方が効率がよくなります。
出てきた単語は自分で調べておきましょう。
レッスン中に聞いてもいいのですが、単語の説明を聞くことに時間を取られるのがもったいないです。
レッスン中はできるだけ自分が発言する時間を長くとれるように意識すべきです。
ディスカッションを想定し、自分の考えを簡単に整理しておきましょう。
整理する観点としては、以下です。
- 自分が同じような経験があるか、あるならどう説明できるか
- レッスン教材のような対応/Tipsに賛成できるか、疑問があるか
- 自分の会社やシチュエーションなら、どう応用できるか
自分の考えを整理して準備するだけで、レッスン中のディスカッションがスムーズに進むようになります。
レッスンのその場で考え始めると、そこに時間がとられて思うように会話ができなくなる場合があります。
一貫して意識すべきなのは、自分の発言時間を増やすことです。。
レッスン受講時にやるべきこと
続いて、レッスン受講時にやるべきことは
- 録画や録音をする
- 自分が話すことにフォーカスする
- 隙あれば発言していく、聞くことに回らない
- 指摘、アドバイス内容を記憶、記録しておく
自分の発言をできるだけ多くしていくことに意識するのが最も大事です。
その中で、指摘やアドバイスがありますので、それを残すようにします。
チャットに記載してもらうのも良いです。
もしくは、録音・録画をすると、あとから指摘の確認だけでなく、自分がどう話しているかを見ることができるため、改善点が見つかります。
Bizmatsでは、My Stageというシステム上でも標準で録画ボタンがありますし、Skypeを使う場合でも録音ができますので活用しましょう。
録音・録画するときには、講師に一言断るようにするとよいでしょう。
簡単ですが、例えば次のように言うことができます。
“ Can I record this lesson for my learning?”
基本的には講師もOKしてくれますし、これまでのレッスン受講で断られたことはありませんので、安心して言ってみてください。
復習方法【定着のため必要です】
最後に、レッスン後の復習になります。
- 指摘された内容を復習
- 言いたかったのに言えなかった内容を調べ、言えるようにシミュレーション
レッスン内容をおさらいしつつ、指摘された部分を重点的に確認、言えるようにします。
自分がレッスン中に言いたかったのに言えなかったという部分に着目
自分の言いたいことを言えるようにすることで、自分の中の表現が1つ増えますので、レベルアップするチャンスと捉えましょう。
録音・録画しておくと言えなかった部分もきちんと分かりますね。
次回、同じようなことを言いたい場合に言えるようにシミュレーションすることで、非常に効果的です。
まとめ
Bizmatesの初心者におすすめの教材について解説してきました。
Bizmatesの4つのレッスンプログラム
- Bizmates Program
- Other Programs
- Assist Lesson
- Discovery
500回以上受講している僕も実践している、おすすめの受講方法を3つ挙げると
- Bizmates Programを中心に、週1,2回はDiscovery
- Other Programsで使いたい場面を想定して受講
- Assist Lessonは面談・プレゼン練習のデモ・ロールプレイに最適
また、スピーキングの上達には、予習〜復習をきちんとすることが効果的です。
レッスン中は自分から話すことを中心に考え、録音・録画をして復習に役立てる。
まとめると、Bizmatesはビジネスに特化して、数も内容も充実したレッスン・教材が使えます。
まずは無料体験から試してみるのがいいと思います。
始め方については、以下から詳しく図解していますので参考にしてみてください。